Aleut(アリュート)380t @ 奥利根湖 2016.11.05
念願の奥利根湖へ行って来ました。
実に374kmの下道を走破しました。
皆さんのブログを見ているとリトルカナダと呼ばれているような雄大な場所ですが、我が家から比較的近場で、ダム周辺以外は完全に人間世界と隔離されいて更に距離もありアドベンチャー感を満喫できそうと言うことがその理由です。
そして、アリュートを手にしてから3回目にして行ってきてしまいました!!
本当はオートキャンパーズエリアならまたキャンプ場へ家族で泊り、ならまた湖とも考えていました。
でも、娘が発熱。
一人で行かせていただけると言うことで、軽自動車下道独り旅です。
これなら食事代とガソリン代しか掛からすに行けますからね…。
3時起床、4時には家を出ました。
八高線沿いをひたすら北に進みます。
空が白んできました。
そして、花園辺りから関越高速沿いを攻めます!!
関越高速を走る車から見えないように、信号が低いんです!!
そして近くで見るとデカイです。信号…。
もう7時半ごろなので、すでに日は昇ってますね。
そしてようやく目的の町です。
この後、途中のコンビニで朝食と昼食+行動食っぽい甘い食べ物を購入し、1時間ほどで、八木沢ダムに到着しました。
まずはダムカードをもらいに行くついでに、ダム側から湖を1枚。
予想通り紅葉のピークは過ぎてしまいましたが、まだまだ紅葉が楽しめそうです。
そして雪山とのコラボレーションが素敵です。
そして雪山とのコラボレーションが素敵です。
組立と着替えをして約30分なので、まあまあ慣れてきた方なのでしょう。
重機の作業の合間をみていよいよカヤックを湖に浮かべ、入湖届をだし、いざ出艇です!!
奥利根湖は、地図を見ると右側と左側の2つのルートがあります。
今回は、地図で見ると右側(ダムを背にして右手側)へ行くことに決めました。
なぜかと言うと、昨年から数えて3度目のカヤック(前回は30分ほどなのでカウントせず。)でまだまだ初心者の自分がどの程度の距離を漕げるのかを確かめるためです。
ですので距離の稼げるルートの方を選びました。
まずはダムを。
真夏の渇水時とは比べ物にならないほどの水の量です。
ニュースの映像で見た渇水状態と比べ物になりません!!
貯水率91%です!!
そして、紅葉と山!!
山に雪が少しあるのが良いですね。
すでに気持ちは高ぶってます。
しばらく進み、同じアングルで。
進行方向右手の入り江です。
更に突き進むと面ツルの湖面になってきました!
紅葉と山が水面に写り込み綺麗です。
場所によってはこんなに紅葉が残ってました。
美しい!!
有名な滝ですね。
ちょうど影になって見えませんが…。
湖面から木が出ています。
昔は大きく立派な木だったんでしょうね。
そして、少し進むと綺麗に澄んだ水に変わりました。
いよいよダム湖の最上流になるのでしょう。
先ほどのカヌーともう1艇カヤックです。
カヌーって思ったよりもスピード出るんですね。
こっちは必死に漕いでも、すいすいと差を拡げられてしまってました。
2人で漕いでいるからなのかな!?
先に見えるカヤック(たぶんフェザークラフト!?)ですが、軽く漕いでいるようでスイスイ進みます。
やはり、全幅の細い、胴細カヤックとの差なのかな?
往路でも結構腕が疲れました…。
そして、昼食のため上陸しました。
影で一緒に写ってみました。
昼食は体を温めるためスープとパンです。
ウィダーinゼリーもエネルギー補充でいただきました。
久しぶりに体が食べ物を要求しているのを感じましたね。
食後はちょっとした中州を探索です。
この上流にはきっと岩魚が生息しているのでしょう。(!?)
そして何かの足跡を発見しました。
大きさ的には熊ではなさそうです。
バッタもいました。
この寒い時期にバッタと言うのも変な感じがしました。
そして、上陸した場所へ戻ります。
今回の計画では、10時頃に出艇しましたが、自分の実力が分からなかったので安全を見て15時戻りと仮定し(最悪16時までに帰還すれば良いので)、予定所要時間5時間の半分の2時間半経った時点で湖の途中でも引き返そうと考えていました。
今回は2時30分以内に無事、最上流部に到達できましたが、帰路の体力的にも心配でしたので約20分ほど滞在し、復路分の漕ぎ時間をできるだけ確保するためそそくさと戻ります。
最上流部の途中に、小さなゴミ(葉や細かい枝、流木)が幅いっぱいに広がっています。
破けたら浸水するので慎重に進みます。
帰りは逆光なので、光の反射でかなりそう言った障害物が見づらいです。
復路も同じ場所を漕いできたのですが、どの景色も新鮮に感じますね。
雰囲気の良い木があったので撮ってみました。
太陽光の加減も変わってくるので良いですね。
先ほどの滝に近づいてみました。
日陰で水しぶきがあるせいか、かなり冷たい空気が漂います。
紅葉を下から。
気持ちいいですね。
折れてしまった木もいい雰囲気を漂わせます。
昔はどんな木だったんでしょうか。
いよいよ出艇場所に到着と言うところで、奈良沢(地図の左側)から風が強めに吹きだし、結構な波が押し寄せてきました。
これまで波らしい波は無かったので、何気に楽しかったです。
でも風の影響か進みづらいですね。
疲れもあると思いますが…。
そしてやっと再上陸しました。
アリュート、そして、自分へもよく頑張ったと言ってあげたいです。
実は今回フェザークラフトのストラップオンスケッグを取り付けていました。
近くで見るとこんな感じです。
約17kmの距離です。
所要時間、昼食込みで5時間弱でした。
手を握るための筋肉が辛いですね…。
パドルを漕ぐので腰も張ってます。
そして、なぜか足も痛い。
なぜだ?
カヤックを撤収し、着替えを済ませて、ダムを見てみました。
どうやら、アーチ式ダム+ロックフィルダムの組み合わせをしたダムのようです。
こちらメインのアーチ部分です。
高さが恐ろしいです…。
その反対側の湖面の下もこんなに深いと思うとゾッとします…。
そして、この日は水色の手すりの塗装をしていました。
写真の手前側ですが、これの反対側も塗るんですよね。人が…。
恐ろしい…。
こちらがロックフィル側です。
確かに奈良俣ダムのミニ版と言う感じですね。
ゲート越しからの紅葉です。
やっと2枚になりました。
多くを集めるには先は長いですね。
そして、本日カヤック翌日ですが、肩と首周りの筋肉痛で頭痛がひどいです…。
週に数回懸垂してますが、使う筋肉は別物のようですね。
寝不足+下道(高速使わず)+長距離カヤックは、かなり後日までダメージを蓄積してくれそうです。
実に374kmの下道を走破しました。
とは言え、無い袖は振れませんので、下道作戦は暫く続けなくてはならないでしょう。
反省点は寝不足と言うところですかね。
ちなみに今回は、全部入れて遠征費5,000円で収まりました。
次の日はキツイですが、湖面からの紅葉、そして山々の景色は最高でした。
あとはアドベンチャー感ですかね。
ダムまで引き返す以外に逃げ道が無いので、頑張るしかないと言う感じが良かったです。
西湖や本栖湖だと、最悪どこかに上陸すれば、歩いて戻れますからね…。
結局今年は3回(1回はならまたでの短時間)のみでしたが、アリュート買って良かったです。
来年は出撃回数を倍増させたい!!