日茶飯事

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ランドステーションPro.m(TP-805R)試し張り まとめ

とりあえず、試し張り(@上大島キャンプ場)が出来たので備忘録的に書いてみます。
 
まず、設営自体は見た目(しわ)を気にしなければ予想以上に簡単でした。
 
メインポールを立てるために、ポールを立てる場所から2mちょいの辺りに38cmペグを左右それぞれ2本づつ、合計4本打ちます。
イメージ 1
 
通常のタープのように2本のメインポールを立てます。
イメージ 2
幕の自重で片側のポールだけでも簡単に立ちます。
 
続いて、反対側のポールも立てます。
イメージ 3
 
この状態で、38cmペグにかかったロープの張りを調整し、
あとはひたすらタープ下部のゴムループに28cmペグを14本打ちまくります。
 
途中、140cmのポールを前後に入れて、このポールも念のためメインポールと同じペグの38cmで固定しました。
フルクローズ状態の写真は撮り忘れましたが、この状態まで約10分でした。

「この状態」の説明のため写真追加しました。

イメージ 17





この時は、「ランドステーションを買うとこんなに設営時間を短縮できるんだぞ。」ということを大蔵省へアピールするため、かなり手早く設営することを意識しました。

見た目度外視です。



カタログによるとランドロックの付属ペグが29本、トルテュが29本なので、ランドステーションのペグを打つ数はそこまで多くないのではないでしょうか。
ポールを幕に通す作業が無いだけ楽だと思います。

1ポールテントなどに比べるとペグ打ちの数は多いですが。



イメージ 4
その後、手前側サブポールをロゴスの長さ調整式のものにし、反対側は140cmのサブポール2本使用してこの状態へ。
勝手が分からずに、フルクローズからこの状態(上の写真)まで10分かかり、設営開始から合計20分です。
 
ちなみに、メインポールと幕本体の接触部を中から撮ってみました。
イメージ 5
イメージ 6結構複雑な作りですね。
縫製が大変そうです。
 
ちなみに、ここのベンチレーターは外側からしか開きませんでした。
ここの下にジッパーをつけて、内側から開閉できるようにして欲しかったです。
外側からここの位置まで、自分は手が届きません。
ちょっと不便ですね。
他の2ルームもスノーピークは外からしか開閉出来なかったと思います。
この辺はキャンパルジャパンの方が良くできていると思います。
 
 
この縫製部分をよくよく見てみると…
イメージ 7
 
穴から光が!?
ピンクの枠で囲ったところです。
雨が漏れないのかな…?
こんなもんなんですかね?
ランドステーション持ってる方教えてください!!
 
とは言え、2週間後のシルバーウィークはキャンプなので、一旦このことは忘れてとりあえずいろいろと張り方を確認してみます。
 
イメージ 8
 
最初のランドステーション外見の状態から、横の接続部分を切り離してみました。
この正面の部分と横の三角コーナー(!?)が切り離されただけでも、風の通り方が全く違いますね。
 
続いて、写真右手からの日光を遮りつつ、風も通したいと思いこんな感じに。
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ついでに、左手側の三角コーナーの幕も一部収納して、風通しを良くしました。
イメージ 10
更に風の通りがよくなります。
 
そして、次は横からの視界を遮りつつ、中からは外が良く見えるようにとこんな感じに。
イメージ 11
屋根の有効面積が大きくなるので、雨の時に良いかもしれません。
 
スカートがちょうど暖簾の様に目隠しになるので、あえて巻いて収納はしませんでした。
スカートを巻いて収納すると、風の通りが全然違いますね。
ただ、全部巻くのは異常に大変です。
1スカートにつき、固定する部分が2か所、または3か所あるので…。
28cmペグを14本打ち終える方が楽です。
 
ちなみに、外側からの撮影は、周りの人が多くてちょっと恥ずかしくなり取れませんでした…。
 
そして、メインイベントのHubaHubaインナーが使えるのかどうか。
イメージ 12
 
上側の長手方向と直角になるポールがランドステーションと干渉してしまい、メインポールの奥に収まりきりません。
 
と言うことで、この短いポールをインナーからはずしてみます。
イメージ 13
ギリ入りました。
 
しかし、このままではインナーの横方向がくしゃくしゃなので、ランドステーションのメインポールに何かしらでインナーをひっかけてみようと思います。
 
イメージ 14
イメージするとこんな感じです。
ここにひっかけられると、インナー内部が多少広くなり圧迫感が無くなります。
ポールにひっかけるランタンフックか何かですかね。
 
 
一応、ピルツ15のハーフインナーも考えているので採寸です。
 
メインポール~横の頂点部
イメージ 16
イメージ 15
約190cm。
カタログでの数値通りです。
ピルツ15ハーフインナーはこの方向が210cmなので、このままでは皺くちゃになりそうです。
 
やっぱり二股必要なのかな?
 
何はともあれ、HubaHubaでは子供2人でいっぱいいっぱいなので、ピルツ15ハーフインナーは必須っぽいです。
奥さんと子供2人をハーフインナーで、反対側にHubaHubaで自分一人寝のような気がします。
 
 
ランドステーションは、買ってからの追加する費用が結構掛りそうです。
やはり、2ルームは2ルームの良さがありますね。
(自分は2ルーム持っていませんが…。)
 
インナールームが付属していて、本当にそのまま使える手離れの良さ。
当たり前ですが…。
 
メッシュがあって、女性受けはいい。
(奥様への説得材料)
 
とは言え、メッシュに関しては、虫がいるような暑い時期にメッシュにしていると暑がりな自分にはかなり暑いために、結局メッシュは使わない。あとは、一旦虫が入るとなかなか出ていかない。など、あまり良い印象がなかったので、その点ではランドステーション良いと思われます。
 
後は、シールドルーフ(!?)がある。
キャンパルジャパンはフライの内側の天井下へ張るもの。
スノーピークはフライの上に被せるもの。
日差しの強い日は、やはり+αでこのようなものがあった方が良いのかなと思いました。
 
我が家の場合は、大蔵省がいわゆる「テント」を許可してくれなかったということがありました。
なので、4人以上の定員で、リビングがコールマンのスクリーンキャノピータープより広い2ルームテントの価格は全く買う余地がなかったことがあり、ランドステーションになりました。
 
でも、今回の試し張りで買って良かったと思いましたね。
子供と遊ぶのも忘れて、いろいろとアレンジを楽しんでしまいました。
しかも、スノーピークの中では、比較的マイナーな部類で、天の邪鬼の自分にはなかなか良い選択だったと思います。
 
泊るための課題はまだまだ山積みですが…。
それはそれで楽しみですね。


【2016年2月3日追記】

この記事を結構見ている方がいるので追加情報を。
特に気になったことを書いてみました。



馴れれば広い場所で普通に建てて、20分位で完成できます。
二又ポール使用でです。
ただしスカートのペグ打ちとインナーテント設営は含みません。

また、二股ポールを使うと慣れないうちは設営に時間を要します。

ポール全体が大きくなり、幕の重さもポールにかかりやすくなり、ポール先端をランドステーションの穴に指すことがやりづらくポールの位置決めにも手こずります。



あと狭い空間で目測を誤ると移動が大変です。

通常のテントなどと違いガイロープで支えられて形ができているので、ガイロープを全てフリーな状態にしてからでないと移動が難しいです。

しかも、幕の外周のペグ打ちが終わったときに本当の大きさが分かるので、その時に木などにギリギリ当たってしまったりすると、ガイロープの緩めることと、更に幕下のペグを抜かないと移動ができません。

ピルツとかのように、先に幕下のペグを打って、その後ポールで建てるやり方の方が、設営初期の段階で大きさが把握できるので、ミスも早いうちに見つかり良いかもしれません。


何だかんだ気になったことを書きましたが、楽しいテント(タープ)だと思います!

個人的には買って良かったと思います。



【2016年6月23日追記】

やはりこの記事をご覧になる方が多いので、更に気になったことを記載しておきます。


強風時の設営は、風の流れと、ランドステーションの長手方向(2本のメインポールの方向)を同じにすればどうにか二人で出来ました。

この時は他のサイトのタープの設営は皆さん諦めていたような状況でしたが設営できました!

コツは風上側からメインポールを立て、その後反対のメインポールを立てます。

この時、ランドステーションはメインポールを張るガイロープのみに頼ってます。

そこから最も風上側の幕の下部固定部からペグダウンします。

すると幕本体が内側から煽られなくなるので安定してきます。

ただ設営後、最初に留めた幕の下部固定とメインポール頂点へ伸びる稜線部分にもろに風を受けて、下部固定部分のゴムループが千切れそうになります。

なので予備のポールをここの稜線を支えられるように固定しました。

分かりづらいと思うのでこの記事をご覧下さい。


https://sugury.hatenablog.jp/entry/42609841





あと改めて思ったので1つ。

日帰りや友人と二人だけとかなら、二又ポールは必要なくなるので、通常の2.1mのメインポールを最近何度か使いましたが、これだと圧倒的に設営が楽です!

購入に悩んでいる方!

ランドステーション恐れるに足りませんよ‼


キャンピングヒルズ鴨川の記事にもランドステーションの気になった点を書いてありましたので、こちらもご参考ください。